皮膚科で高濃度なハイドロキノンを処方してもらえる
まずは医師の処方や指導の下で使用した方が安全なハイドロキノンですが医師が必要であると診断したシミには市販化粧品ではほとんど取り扱いのない5%以上のハイドロキノンを使用する事も可能です。
ハイドロキノンの浸透を高めてくれるトレチノインという薬を同時に処方してもらえる可能性もあります。
副作用が起きてもスムーズに診察
ハイドロキノンはその効果が高い反面、副作用のリスクは切っても切れない成分と言えます。だからこそ、高濃度なものは市販されていないのです。
病院で処方してもらえば万が一、肌トラブルが起きてしまったとしても、すぐに原因を追究してもらえるというのは安心ですよね。また、副作用に対する新たな治療もしやすいというのがあります。
病院だから副作用が起きない訳ではない
ただ、勘違いしてほしくないのは、皮膚科で処方してもらったものでも、その人の肌質によっては副作用のリスクは0ではないという事です。しかし、近くに担当医がいれば、そんな万が一の事態にも安心できるかと思います。
皮膚科でハイドロキノンを処方してもらうデメリット
ハイドロキノン以外に診察料がかかる
皮膚科に行けば、すぐに隣接している薬局で処方してもらえる訳ではなく、病院なので診察料がかかるものです。
皮膚科によっては、ハイドロキノンのみの費用だけでOKという所もあるのですが、その場合、他の皮膚科に比べて高額な事がほとんどです。
診察料も皮膚科ごとに違う
診察料も病院ごとに違うので、気になる場合は事前確認をしておくべきでしょう。
月額負担が高額になる場合も…
5gのハイドロキノンを使い切るのに大体1〜2週間かかります。平均1ヶ月5000円前後かかるのが相場ではあります。だったら化粧品と大差ないし、皮膚科の方が良いんじゃと思う方もいらっしゃると思います。
ただし、気になるシミが広範囲になればなるほど5gでは足りませんし、更に高濃度のもの場合、値段は上がりますし、同時に使うトレチノイン外用薬、ビタミンC美容液、内服薬なども処方された場合、金額は倍以上になります。
また、通院回数を増やす様に指示された場合は、1ヶ月トータル30000〜40000円と高額になる可能性もあります。
ハイドロキノン配合のシミ取りクリームの使い方
ハイドロキノン配合のシミ取りクリームの使い方をレクチャーします。使い方というよりはどちらかと言うと注意すべきポイントを挙げていますのでチェックし忘れない様にしましょう。
用法・容量は正しく使う
早くシミを薄くしたい気持ちは分かりますが
1日に何度もハイドロキノン配合のシミ取りクリームを使うのは厳禁です。
夜洗顔後に塗る事
1日に1回以上は塗るべきではないと思います。最もベストなタイミングは夜の洗顔後に塗りましょう。
必ず紫外線予防をする
朝、塗るべきではないのですが、どうしても朝の洗顔後にハイドロキノン配合のシミ取りクリームを使う場合は、徹底した紫外線対策を必ずしましょう。
何故ならハイドロキノンは光毒性を持ち、紫外線が当たると毒物に変化します。
シミ・そばかすが増える要因になる
紫外線対策を怠ると、ハイドロキノンの効果が弱まるばかりか、シミ・そばかす・色素沈着が一気に増えて後悔する事になりかねません。
夜塗った場合は、朝の洗顔を忘れずに、真冬や曇りの場合も日焼け止めを塗りましょう。
シミの部分にだけ塗る
もっともっと効果を出したいといってハイドロキノンを顔や体全体に塗るのも絶対にダメです。問題ない肌まで塗ると、副作用を引き起こす可能性は高まります。
ランキングでも紹介したビーグレンの様に顔全体に塗っても大丈夫という化粧品でない限り、するべきではありません。
使用前にパッチテストは必須
これは使い方以前のものになるのですが、どんな肌質の人も使用前は必ずパッチテストをする様にして下さい。そこで何らかの反応が肌に出たら必ず使用は中止してください。
シミ取りクリームでお肌に透明感
いかがでしたでしょうか?自分の顔に出来たシミの種類にもよりますが、老人性シミ、肝斑、そばかす、色素沈着の場合、シミ取りクリームを選ぶ上で重要なのは美白成分が入っている事は勿論、重要なのはハイドロキノンが入っている事が重要です。
ただし、ハイドロキノン配合のシミ取りクリームを選ぶ際、市販のものが良いのか、皮膚科で処方されたものを使った方が良いのかと言うのもその人の肌の状態によって変わってきます。
今回ランキングで紹介したシミ取りクリームはトライアルセットやお試し価格で購入できるものを中心に選びました。まずは自分の肌に合うか確認し、自分の肌に合えば、2〜3ヶ月は根気良く使ってみて下さい。
きっとあなたのシミを消し去ってくれるものが見つかるはずですよ。